xTraSonic
概要
高速自動データキャッシング
xTraSonic は、パフォーマンスが重要視される証券のオンライントレードシステムで実績のある当社独自のデータベース・キャッシングのテクノロジー(米国特許取得済、国際特許取得中)を搭載した製品です。Javaソースコードの変更を必要とせず、JDBCドライバーと組み合わせることにより自動的にデータをキャッシュし、データ・アクセスを高速化することができます。
メリット
既存システムの高速化
アプリケーション・サーバーのメモリ上にクエリー結果をキャッシュするためデータベース・アクセスが少なくなり、大幅なスループットの向上と応答速度の改善を図り、高いROIを実現できます。
TCOの削減
データベースに集中していたデータ処理を、アプリケーション・サーバーへ分散できるため、データベースにハイエンド・サーバを用いなくても、同等レベルの処理性能を発揮します。また、アプリケーション・サーバー内でのデータアクセス高速化に加え、アプリケーション・サーバー層のスケールアウトで処理性能向上が図れるため、割高なDBサーバーのスケールアップに比べ、システムのトータルコストを大幅に削減できます。
データベースのボトルネック解消
データベース更新時のトランザクションを考慮したキャッシュ(キャッシュとデータベース間でのデータ整合性をread committed levelで保証)なので、一般的なキャッシュ製品のようにキャッシュ・データを最新に保つために不必要なデータベース・アクセスが生じることはありません。常に最新状態のデータをキャッシュから提供しつつ、データベースのボトルネックを解消できます。
開発コスト、保守コストの削減
JDBC上に構築されたすべてのフレームワークまたは個別開発プログラムで透過的にキャッシュ機能の恩恵を受けられるため、データベースのボトルネック解消を目的とした開発者独自の擬似的なキャッシュ機能実装、余分な開発や不自然なロジックの導入等が不必要になり、業務機能の実装に専念できます。また、自然なデータベース・アクセスロジックの実装により、コードの保守性も高まり、保守コスト削減にも寄与します。
非同期システム連携処理のリアルタイム化
データベースとキャッシュの整合性がトランザクション・レベルで保証されているので、データベース・テーブルを介した非同期データ連携のリアルタイム化が効率的に実現できます。
システム構成

機能
透過的データキャッシュ
JDBC DriverとJavaアプリケーションの間で、透過的に動作する中間ドライバーに高度なキャッシュ機能を持たせました。これにより、Javaアプリケーションは、キャッシュの存在を意識することなく使用できます。
コード・フリー導入
JDBCのAPIのみで使用できるため、特別なアプリケーション開発/修正が不要です。通常は、アプリケーション・サーバーの設定ファイルの変更だけで、xTraSonicを組み込むことができます。このため、新規開発だけではなく、既存アプリケーションに対しても、ソースコードの変更なく、容易な導入が可能です。
業務アプリケーション向け同期保証型高速キャッシュ
一般のキャッシュ製品と異なり、データベースのデータとキャッシュのデータの同期をトランザクション・レベルで保証していますので、キャッシュデータ更新のタイムラグによるデータの不整合について心配する必要がありません。
また、一般のキャッシュ製品を用いた場合にありがちな、明示的にデータベースのデータと同期させるための、データベースへ頻繁なアクセスの必要はありません。
本製品では、下記に示す2つのキャッシュタイプを使用できます。
Universal Cache
xTraSonic for JDBC を使用している全てのJavaアプリケーション・インスタンスにてキャッシュ可能なデータに用いるキャッシュです。例:商品マスター、銘柄マスターなどのキャッシュ。Partitioned (Account Partition) Cache
Javaアプリケーション・インスタンス単位で、使用するデータをセグメントに分別して割り当てられる場合に用いるキャッシュです。 例えば、オンライン取引システムに適用した場合、ユーザー別のデータをそれぞれ特定のアプリケーション・サーバにピン付けしてキャッシュする場合に使用します。具体的には、顧客毎の 注文データやポジション・データなどのキャッシュ。
サポート環境
| データベース | : | Oracle9i , 10g |
| JDK | : | JDK1.4以上 |